スーペルコッパ・イタリアーナ 北京開催の可能性は?
2013年のスーペルコッパ・イタリアーナは米ニューヨークで開催される可能性が高いが、最終的な決定が下されるまでは、北京で開催される可能性が残されている。ラツィオのクラウディオ・ロティート会長はメディアのインタビューに応じた際に、「十分な報酬があれば、ラツィオはどこで開催されようと気にしない」と語った。東方網が伝えた。
北京は2009年に初めてスーペルコッパ・イタリアーナを開催した。その後、関係者と合意書をまとめ、今後5年間で中国が同大会の試合を計3回開催することになった。北京は2011年と2012年に2年連続で開催しているため、契約内容によると中国にはチャンスが後1回残されていることになる。
これまでの計画では、北京は2013年度の同大会を開催する予定であったが、参加クラブの一つであるユベントスが訪中によりクラブの練習計画を乱したくないとしたため、本年度の同大会は米ニューヨークで開催される可能性が高い。
しかし最終的な決定が下されるまでは、同大会が北京で開催される可能性が残されている。もう一つの参加クラブであるラツィオのロティート会長はこのほどメディアのインタビューに応じた際に、「金があれば、最終的な開催地がどこであろうと気にしない。我々はまず北京との契約内容を尊重すべきだが、ユベントスが自らの理由により北京に行かず、その他の場所で試合を開きたいならば、北京が約束した金額と同じ出場費を確保しなければならない」と語り、「米国で試合をしてもよいが、北京と同じ収入を得なければならない」と続けた。
ロティート会長はインタビューの中で、ラツィオの今後について、「ペトコヴィッチ監督と相談しクラブを改造し、より競争力の高いラツィオを作る」と語った。ロティート会長は最後にペトコヴィッチ監督を称賛し、「彼は間違いなく、クラブの最も正しい人選だ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月29日