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中国外交の新たな「暗号」を解読する (2)

 良きパートナーを運営する。2011年に中国が三亜でBRICSサミットを主催した際、南アフリカが初めて招待され、BRICSの枠組みに「アフリカの星」の輝きが加わった。BRICSは陸地面積で世界全体の26%を占め、人口で42%を占め、GDPで20%を占め、貿易額で15%を占める。BRICS開発銀行、外貨準備プール、商工業理事会、シンクタンク理事会の設立といった事が今回の会議の重点となるかもしれない。これは世界経済の成長の牽引、世界経済ガバナンスの整備、世界の多極化と国際関係の民主化の促進におけるBRICSの作用と影響力を高める上でプラスだ。

 BRICS、上海協力機構、G20はいずれも中国が創設に参加した重要な国際的枠組みであり、中国が主に力を借りる多国間プラットフォームであり、中国と世界との関係を拡大し、形作る上で特殊な意義を大いに持つ。中国の指導者はダーバンサミットの契機を十分に活用し、サミットに出席するインドやブラジルの指導者との交流や働きかけを強化し、団結、協力、ウィンウィンというBRICSの積極的なメッセージを国際社会に発信する。

 中国は全方位的な開放と協力の外交を遂行しており、相互尊重と平等互恵を基礎に、世界の全ての国々との関係を発展させることを望んでいる。これについて国際社会は大いに安心して良い。習主席は19日に米大統領特使のルー財務長官と会談した際「中米関係は緊密に結びつき、利益が融合している。中米関係の本質は互恵・ウィンウィンだ。互いの核心的利益と重大な懸念を尊重し、配慮し、溝を適切に処理して、中米協力パートナーシップの構築に共に努力し、新しいタイプの大国間関係の道を歩むべきだ」と強調した。

 注目されるのは、ファーストレディーの彭麗媛夫人が習主席の外遊に同行し、魅力ある「夫人外交」を積極的に繰り広げることだ。これは中国の新外交絵巻に女性らしい優美さを添えることになる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年3月22日

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