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習近平国家主席、オバマ米大統領と会談 (2)

習近平国家主席は6日、ロシアのサンクトペテルブルクで米国のオバマ大統領と会談した。

 習主席は、「アジア太平洋地域は今、さらなる発展に向けた重要なチャンスを迎えているが、海洋権益や島嶼をめぐる紛争といった問題も存在している。米国が客観的かつ公平な態度で関連国家の実質的行動を推進し、アジア太平洋の平和・安定・繁栄を守るため積極的な役割を果たすことを望む」と指摘した。

 オバマ大統領はこれに対し、「米国は、米中両国がアジア太平洋地域の諸問題をめぐり全面的なパートナーシップを確立し、意思疎通と協調を強め、共に地域協力を推進していくことを望む。米国は、関連の各方面が外交手段により協議を通じて紛争を解決することを望んでおり、このために積極的な役割を果たしていきたい」とした。

 双方はさらに、朝鮮半島情勢についても意見を交換した。習主席は「中国は朝鮮半島の非核化を断固として推進し、朝鮮半島の平和と安定を断固として守り、積極的に平和に向けた交渉を推進していく。各方面の共通の努力を通じて、『919共同声明(2005年9月19日の6カ国協議共同声明)』の立場に戻り、いち早く6カ国協議を再開したい」と強調した。オバマ大統領も朝鮮半島非核化の立場を改めて表明し、中国がこのために積極的に努力してきたことについて称賛したほか、中国との意思疎通と協調を保っていきたいとした。

 習主席はこのほかシリア問題をめぐる中国側の原則的立場を表明し、「国際法と国際関係の基本準則を守ること、そして化学兵器の使用禁止という2つの原則は堅持しなければならない。政治的解決こそが唯一の道である。武力行使では根本的な問題解決にならない。関係国が慎重に物事を実行することを望む。国際社会はできるだけ早くシリア問題をめぐる第2回ジュネーブ国際会議を開き、政治的解決の道を開くべきだ」と強調した。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年9月7日


【特集】習近平主席が中央アジア4カ国歴訪 G20と上海協力機構首脳会議出席


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