「中国海事の第一船」が南中国海を初巡航
【中日対訳】海口市の港から南中国海巡航へ出航する「海巡21」(15日撮影) |
海南海事局の船舶「海巡21」が15日午後4時、海口市の海事基地から三沙水域での巡航・法執行任務へ出航した。「海巡21」が南中国海海域に姿を現すのは海南海事局への配備後初だ。「海巡21」は海口から出航し、永興島、東島、浪花礁、シン(王へんに深のつくり)航島を経て、三亜港へ帰港する。約600海里の航海だ。
「海巡21」は2012年12月27日に正式に海南海事局に配備された。全長93.2メートル、排水量1583トン、満載時最大航続力は4000海里、最大持続航海速力は22ノットで、「中国海事の第一船」との美称を持つ。「海巡21」は様々な気象条件下で海空立体監視コントロール・捜索救助を行う能力を備え、海南島周辺および南中国海での巡航・法執行、捜索救助、海洋環境汚染観測などの任務を担う。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年1月16日