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アーセナルのベンゲル監督、日本の若手選手に注目

アーセン・ベンゲル監督

 イングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルの指揮を執るフランス人のアーセン・ベンゲル監督は人を見る目に定評があるが、ここ数シーズンは成績が振るわない。こうした中、シンガポールの華字紙「聯合早報」は5日、ベンゲル氏はすでに人材が枯渇したフランスに見切りを付け、若手選手を発掘するマーケットとして日本に注目していると報じた。環球網が伝えた。

 同紙はベンゲル氏について、「フランスからニコラ・アネルカ、ロベール・ピレス、アルマンド・ティシェイラ・プティなどを発掘し、世界レベルの選手に育て上げたことから、『教授』とたたえられている」と紹介。「監督就任から17年目を迎えたが、ここ数シーズンは移籍市場での過去の成功例をコピーできずにいる。アーセナルが獲得した最近のタイトルは2005年のFAカップだ」と伝えた。

 既存のメンバーでは、フランスの名門FCジロンダン・ボルドーに所属していたモロッコ代表FWマルアーヌ・シャマフと元フランス代表DFセバスティアン・スキラッチは移籍市場での最近の失敗例だ。両選手はまもなくアーセナルを離れる。

 ベンゲルはこのほど、「アーセナルがフランスに構築したスカウト網には強い競争力があるが、フランスのサッカー界は近年、10-15年前のようにはトップレベルの選手を輩出できなくなっている」と指摘した。

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