金の違法採掘の件について中国合同チームがガーナ入り
ガーナで金の違法採掘を行なっていた容疑のある中国人の帰国について現地中国大使館と協力するため、中国外交部(外務省)、商務部(商務省)、公安部(公安省)の合同ワーキングチームが11日、同国入りした。
周遊斌臨時代理大使とワーキングチームを率いる邱学軍・外交部領事司副司長兼領事保護センター主任は同日、ガーナの国家安全、移民当局の担当者と会見し、金の違法採掘の取締り、現地中国人の正当かつ合法的な権益の保護について意思疎通を図った。
ワーキングチームは「法にのっとり金の違法採掘を取り締まるガーナ側の行為を中国政府は理解し、尊重する。ガーナ側と共に実効性ある措置を講じ、問題の適切な解決を図りたい」と表明。▽法にのっとった的確な取締りを行ない、採掘地点外での中国人の身柄拘束を止め、少数の現地人による中国人に対する包囲攻撃や略奪を制止する▽出国を希望する中国人の安全を保障し、移動に便宜を図る▽生産設備など中国人の財産を可能な限り保全し、中国人の物的被害をできるだけ減らす▽金の違法採掘活動を根本的に制止するため、ガーナ国内法に違反して小規模金鉱採掘契約を勝手に外国人と締結したガーナ人を法にのっとり処理する--ことをガーナ側に要求した。
ガーナ側は中国側と緊密な意思疎通と協力を行ない、この件を適切に処理する意向を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年6月13日