ADMMプラス初の合同演習に中国が参加

　拡大ASEAN国防相会議（ADMMプラス）の枠組みで行なわれる初の人道援助・災害救援・軍事医学合同演習が17日、ブルネイの首都バンダルスリブガワンで4日間の日程で開幕した。ADMMプラスを構成する18カ国から2000人余りの将兵が参加する。

　台風およびそれに伴う水害や土石流など二次災害を想定し、捜索・救難、医療、道路・橋梁修復、物資輸送、衛生・防疫などの演習を行なう。中国側は指揮参謀人員、工兵、衛生分隊の計110人、および中国海軍の病院船「平和の方舟」を派遣し、全日程および主要演習に参加する。

　ADMMプラスはASEAN10カ国と中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インド、米国、ロシアの国防相会議で、アジア太平洋地域の防衛分野の最高レベルの多角的安全保障枠組みだ。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年6月18日