全国の鉄道、帰省ラッシュのピーク到来
鉄道部門が明らかにしたところによると、全国の鉄道は2月2日、春節前の帰省ラッシュのピークに突入した。鉄道の旅客輸送量は2月5日と6日の2日間にそれぞれのべ600万人を超え、広鉄集団の旅客輸送量は5日連続でのべ100万人超、上海鉄道局は3日間連続でのべ110万人超となった。人民日報が伝えた。
2月6日、全国の鉄道運行本数は4714本(うち臨時列車は663本)、旅客輸送量はのべ632万1千人に達した。運行秩序は良好だった。2月7日、臨時列車は645本、旅客輸送量はのべ643万人に達した。鉄道部門は客流のピークが8日まで続くと予想している。
天候の変化は鉄道の運行にある程度の影響をもたらした。2月3日と5日は華北、山東、河南地域の広範囲で降雪となり、京広(北京-広州)高速鉄道、京滬(北京-上海)高速鉄道、京津(北京-天津)都市間鉄道は雪の影響で速度を落として運行し、京広高速鉄道、京濾高速鉄道は発着に遅れが出た。この他、広州ではここ数日気温が上昇し、2月2日には最高気温が27度と、同期では気象観測が始まった1951年以来の最高を記録した。広州駅のチケット販売所では空調システムを始動した。
中央気象台の発表によると、2月7日-8日は安徽省中南部、江蘇省南部、浙江省中北部、湖北省東部、江西省北部、湖南省東北部で大雪・吹雪となり、江西省中部、湖南省中部、貴州省中部などではみぞれとなるみこみだ。鉄道部門は乗客に対し、通常よりも早めに駅に着いてチケット手続きを行い、最新の運行状況を知るため鉄道部の公式ミニブログや駅のお知らせに注意するよう呼びかけている。
鉄道部門はまた、年越しのニーズに答えるため、今年はインターネットや電話による鉄道チケットの販売期を微調整し、2月8日のインターネット・電話によるチケット予約では、2月27日までの前売りチケットに加え、2月28日と3月1日の前売りチケットも発売する。2月9日と10日には3月1日までの前売りチケットのみ(当日券を含まず)を発売する。2月11日以降は出発日から20日前までのチケット(当日券を含む)を発売する。この間、駅の窓口とチケット販売所の前売りチケット販売期は調整しない。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月8日