杭州、ホワイトカラー平均月収4595元 「彼氏の条件」と開き
中国最大手の人材会社「智聯招聘」はこのほど、中国24都市のホワイトカラーの月収ランキングを発表。浙江省杭州市のホワイトカラーの平均月収は4595元(約6万9千円)で5位だった。同結果に、平均以下の“ワーキングプア”らは、「足を引っ張ている」と自嘲気味で、平均にギリギリ達しているホワイトカラーも、女性が結婚相手に求める月収とは約2000元(約3万円)の開きがあるため、「プレッシャーが大きすぎる」とため息をとこぼしている。中国新聞網が報じた。
杭州市の統計部門が昨年6月に発表したデータによると、2011年、同市で在職中の労働者の平均年収は3万8837元(約50万円)、月収にして3236元(約4万1600円)だった。
一方、「智聯招聘」がこのほど発表したランキングでは、トップ3が上海7112元(約10万7千円)、深セン6787元(約8万1500円)、北京5453元(約8万1800円)だった。
同ランキングを前に、杭州市の“ワーキングプア”らは、「足を引っ張ってる」と自嘲気味だ。うち黄さん(24)は取材に対して、「残業が当たり前のようになっているのに、給料は平均以下。なんか人生を無駄に生きているみたい」とこぼしている。
一方、あるネットユーザーは、「マイホームを買って、結婚して、子供を産む。子供を育てて、子供が恋愛して結婚できるよう家を買ってあげる。そして孫の世話をしながら、病院に行ったりの老後。最終的に人生の終わりを迎えても、何も墓に持って行くことはできない」とむなしさを語っている。