端午節 中国製の粽、20カ国で禁輸
12日は端午節(端午の節句)。中国では、この日に「粽(ちまき)」を食べる習慣があるため、粽を親戚や友人に届けたり、送ったりすることを計画している人も多いだろう。ただ、海外に粽を郵送する場合は注意が必要だ。浙江省の検験検疫局はこのほど、粽の郵送に際して、厳しい検疫を実施している国が多く、海外に郵送したり、持ち込んだりする際は前もって関連の規定を確認するよう注意を呼び掛けた。今日早報が報じた。
オーストラリアやニュージーランド、英国、カナダ、日本など、多くの国が、杭州市で比較的よく見る、肉や卵の黄身を具にした粽の持ち込みや郵送を禁じている。一方、シンガポールは中国大陸部からの粽持ち込みは許可している。
また、ドイツやフランス、スペイン、スイス、デンマーク、インド、インドネシア、ブラジル、カタール、ハンガリー、ベルギー、コンゴ、サウジアラビア、ウルグアイ、チェコ、フィリピン、エストニア、ミャンマー、メキシコ、韓国などは、すべての種類の粽の輸入を禁じている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年6月5日