北京駅と北京西駅を結ぶ地下トンネルが今月末に貫通
北京駅と北京西駅という2大鉄道中枢を結ぶ地下トンネルが8年間の工事を経て、今月末に貫通する見通しだ。京華時報が伝えた。
この地下鉄は北京地区でこれまで最も難しい地下プロジェクトで、全長9.15キロメートル、うちトンネル部分は7.3キロメートル。
「南方の旅客が東北に行く際も、東北の旅客が南方に行く際もこの両駅間を移動して乗り換える必要がある。以前は西駅には地下鉄がなく、両駅間を移動するにはバスしかなかった。バスは5、6分に1本あるが、旅客が急増する春節(旧正月)前後などは対応しきれなかった。現在は地下鉄があるが、両駅間の移動には何回も乗り換えが必要で、重い荷物の旅客にとっては非常に不便だ」。鉄道関係者によると、バスによる両駅間の往復には約1時間かかり、朝晩のラッシュ時や渋滞時には2、3時間かかることも普通だった。この地下鉄が開通すれば、両駅間の片道移動は10数分で可能になり、乗り換えが大変便利になる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月21日