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英製薬大手のGSK 中国法人役員4人に贈賄の疑い

 中国公安部(公安省)はこのほど、湖南省長沙市、上海市、河南省鄭州市などの警察機関を指揮し、英製薬大手のグラクソ・スミスクライン(中国)投資有限公司の4人の役員(趙虹燕、梁宏、黄紅、張国維)が深刻な経済犯罪を犯したとして、法に基づき調査を開始した。4人の役員は刑事強制措置を受けた。人民網が伝えた。

 グラクソ・スミスクライン(GSK)の公式サイト(英語版)と中国現地法人の公式サイト(中国語版)は本日、中国語・英語の声明文を発表した。同声明文は、「企業内の一部社員と第3者機関が、詐欺と非道徳的行為により非難を浴びていることについて、深い懸念と失望の意を表明する。中国政府の汚職根絶の決心を支持し、発生した件についてお詫びを表明する。当社は政府の関連部門の最新状況に対する調査に全力で協力し、調査によって導き出された結論に基づき、すべての必要な行動をとる」とした。

 GSKの声明文の全文は下記の通り。

 中国政府が実施中の調査に関する当社の声明文

 当社の一部社員と第3者機関が、詐欺と非道徳的行為により非難を浴びていることについて、深い懸念と失望の意を表明する。上述した行為は当社のグローバル社内規程、管理フロー、価値観、基準に著しく違反するものだ。当社がこのような行為を見逃し、容認することは絶対にない。

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