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北京地下鉄7号線、2014年末に全線開通

 北京市軌道建設管理有限公司は27日、北京地下鉄7号線の都市中心部各駅の主体構造工事が全て竣工し、土木建築工事も全体の70%まで完成したと発表した。来年2月には、全線のレール敷設が完了するという。京華時報が報じた。

 北京市軌道建設管理有限公司四中心工程部の王余良・部長によると、7号線の敷設では、乗換駅での乗客の乗り換えに極力便宜が図られているという。7号線は、4本の在来地下鉄線との乗り換えが可能となる。北京西駅では、7号線から9号線へ、同じプラットフォームで乗り換えができる。菜市口駅では、「乗り換え口」を経由して4号線に乗り換えられる。磁器口駅では、40メートルという極めて短い乗り換え通路を経て5号線に乗り換えることができる。また、双井駅では、10号線への乗り換えがスムーズにできるよう、新たに2つの乗り換え口が設けられる。

 開通後の7号線は、1号線・6号線に続く北京を東西に貫く大動脈となり、1号線・10号線南区間の混雑緩和が期待される。7号線西端の北京西駅は、外地から北京に来る乗客の流れを効率よく分散させ、付近の道路交通の混雑が緩和される見通し。また、7号線開通により、北京西駅・北京南駅間のアクセスがより便利になる。

■7号線建設計画

 地下鉄7号線は、西端の豊台区北京西駅からスタート、西城区と東城区を横切り、東端の朝陽区焦化工場駅で終わる、全長約23.7キロメートルの路線。レールは全線地下に敷設され、設置駅は計21駅、8両編成のB型車両で運行される。7号線は、2010年5月に着工、2014年末に全線開通の予定。工期は計4年半、路線の一部ずつが段階的に開通する計画はない。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年6月28日

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