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野生動物資源を破壊する新たなネット犯罪700件以上を摘発

 国家林業局がこのほど昆明で開催した「野生のトラ及びその他の絶滅の危機に瀕した野生動植物の国際保護・野生動物の違法な貿易取締戦略の国際シンポジウム」によると、ここ数年中国ではインターネットをよりどころにした、国家重点保護の貴重な絶滅に瀕した野生動物の省や国境を越えた不法な売買という新たな犯罪のケースが出現している。中国の森林公安はこうした事態を重視し、取締を強化している。人民日報が伝えた。

 統計によると、昨年から現在までに野生動物やその製品のインターネットを利用した犯罪や違法な貿易の事件700件以上が摘発され、容疑者1031人と13の犯罪グループを摘発し、野生動物13万頭(匹)以上、関連製品2千点近く、野生動物の毛皮147枚を押収した。

 深セン市森林公安局はこのほどインターネットを利用した大規模な国家重点保護動物販売のケースを摘発。専門グループの20日以上にわたる奮闘を経て、広東省、福建省、四川省、陝西省にまたがる国家重点保護動物販売の犯罪拠点8カ所を摘発し、容疑者12人を逮捕、国家一級保護動物300匹を押収した。

 昨年以来、全国では野生動物資源の破壊に関する案件1万1836件が摘発され、容疑者のべ1万4279人を処分した。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年7月31日

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