七夕前夜に流星群が訪れる? 北京
北京天文館の朱進館長は10日、「13日の明け方、最大級のペルセウス座流星群を観測できる可能性が高い。これは、今年見ることができる流星群の中で最も素晴らしいものと期待できる。また、タイミング良く、13日(旧暦7月7日)はちょうど七夕に当たる」と微博(ウェイボー・ミニブログ)に投稿した。だが、残念なことに、天気予報では、13日の北京は雨となる見込みで、市民が年間最大級の流星群を観賞できるかどうかは、「神のみぞ知る」というところだ。京華時報が伝えた。
国際流星機構(IMO)は「今年のペルセウス座流星群のピークは、北京時間8月12日午後9時15分から翌13日午前9時45分の間で、1時間に約100個の流星を観測できる可能性がある」と予測している。
今回のペルセウス座流星雨の到来は、「中国のバレンタインデー」である「七夕」に当たる上、中国で最も良く観察できることから、ネットユーザの関心が集まっている。北京天文館の朱進館長は11日、「13日明け方の北京郊外が、北京で流星群を最も良く観測できる時刻と場所となっているが、問題は天気だ」と語った。同館長は10日、「世界天気予報によると、北京の北西方向、内蒙古(モンゴル)自治区中部、寧夏回族自治区、山西省北部、陝西省北部各地は当日晴れる見込みで、観測条件が良ければ、1時間に50個以上の流星を肉眼で見ることができる」と話した。
しかし、朱館長は、「夏の天気は変わり易く、12日未明にどこが観測に適しているかどうかは、今日の最新天気予報を確認した上でないと判断できない。北京地域でかなり良く晴れる所では、星空が広がるだろう」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年8月12日