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王毅外交部長夫妻、国際チャリティバザー出席

集まった寄附金で雲南飲用水プロジェクトを建設
2日、朝陽公園にて。「愛に国境はない」国際チャリティバザーに各外国大使館の出展を呼びかけた王毅部長と銭韋夫人。

 第5回「愛に国境はない」国際チャリティバザーが2日、北京の朝陽公園で開催された。新京報が伝えた。

 今回のチャリティバザーは、王毅外交部長(外相)と銭韋夫人が運営進行役を務め、「生命の源・水-雲南の貧困山岳地域に貯水槽を寄付しよう」というテーマが設けられた。このチャリティバザーは、2009年に楊潔チ・国務委員の提案でスタートした活動で、国内外各界の愛を集め、貧困地域の住民や社会の弱者層の生活改善に手を差し伸べることを目的としている。

 バザー会場現場では多くの展示ブースが設けられ、各国の民族色豊かな工芸品、生活用品、食品などが売り出され、文芸パフォーマンスも披露された。

 王部長は開幕式に出席した後も会場に留まり、夫人とともに各展示ブースを見て回った。夫妻はまず、在中国サウジアラビア大使館のブースを訪れ、スプーンを15元(約240円)で買い求め、アラビアコーヒーやナツメヤシを試飲・試食した。夫妻はあちこちのブースを見て歩き、箱入りコーヒーや小銭入れなどを購入した。

 バザー会場入り口には、入場券売り場が設けられていた。入場料は一人10元(約160円)で、売上は全額寄付される。手提げバッグを手に歩き回っていた2人の女の子は、「1時間以上前に来たけど、もう100元(約1600円)以上使っちゃった」と話した。デンマーク大使館のブースでは、お楽しみ抽選会が行われ、内容を尋ねに来る人が後を絶たなかった。某大使館の職員は、民族衣装を身にまとっており、来場者から大好評だった。

 2日に行われたチャリティバザーには、計93の在中国大使館と在中国際機関が出展した。バザーの売上目標は約300万元(約4860万円)で、雲南省金平県と麻栗坡県の各一カ所に飲用水プロジェクトを建設し、現地住民2400人以上の飲用水不足問題の解決を目指している。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年11月4日

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