タイ旅行が人気、中国人にとって2番目に人気の海外旅行先に
中国国家観光局の最新データによると、今年の海外旅行先としてタイを選択した観光客数が、100%超の激増を示している。タイは中国人にとって2番目に人気のある海外旅行先となった。新華網が伝えた。
中国国家観光局の邵キ偉局長によると、中国・タイの指導者の相互訪問が頻繁になり、両国関係が新たな歴史的段階に突入した。両国の人員の行き来が近年拡大しており、特にタイを訪れる中国人観光客が爆発的に増加している。今年1-9月に中国を訪問したタイ人観光客数は延べ46万7000人と、昨年からほぼ横ばいとなった。一方、今年旅行先としてタイを訪問した中国人観光客数は、前年同期比107.7%増の延べ324万7000人に達した。タイは現在、中国人にとって2番目に人気のある海外旅行先となっている。中国とタイが関連手続きをさらに簡略化すれば、両国の観光客数は大幅に増加するだろう。
タイの公式データによると、今年第1四半期より中国人観光客数が爆発的に増加しており、第1四半期は前年同期比93%増となった。中国はタイとしては初めて、3カ月の観光客数が100万人を上回った国となった。タイ国政府観光庁の関連資料によると、上半期の中国人観光客数は延べ220万人に達した。旅行会社の関係者は、通年で400万人を突破すると予想している。
中国最大の旅行サイト・携程旅行網の郭東傑高級副総裁は、「中国人がタイ旅行を好むのは、その高い利便性とコストパフォーマンスのためだ。距離が近く、ビザの発給が容易で、多くの便が飛んでいる。また現地の観光資源が豊富で、コストパフォーマンスが高い」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月12日