百度と新浪 第三者決済業務の営業資格を取得 (2)
▽新浪の「微博」で携帯電話のチャージと各種費用支払いが可能に
新浪の中国版ツイッター「微博」(ウェイボー)は今、商用化のテストを展開中で、傘下企業が第三者決済業務の営業許可証を取得したことに注目が集まっている。さきに新浪の曹国偉最高経営責任者(CDO)が述べたところによると、新浪がやろうとしているのは、「微博」で利用者の一人一人に利用可能な取引と決済のプラットフォームを提供することだという。
新浪はこれまで小米科技や楽視網などと協力して、時間を限定し割引価格で商品を提供する「タイムセール」のモデルを試験的に行ってきた。許可証を取得すれば、「微博」の中で決済を通じてオンラインとオフラインをつなぐことができるようになる。新浪によると、まもなく開通する新バージョンの「微博」では利用者個人向けのお財布サービスがうち出される予定で、携帯電話のチャージや水道・電気・石炭料金の支払い、クーポン券などの機能が実現するという。
百度が10日に明らかにしたところによると、傘下の愛奇芸、百度雲、文庫などの各種業務が急速に発展しており、決済業務のニーズが日に日に高まっている。第三者決済業務の営業許可証を取得すれば、こうした業務がさらに順調に発展するのを助けることになるという。
国内のネット企業の中では、騰訊、百度、阿里巴巴、新浪、網易などがすでに独自の決済ツールをうち出している。(編集KS)
*ソウ:「上」と「下」が上下に組み合わさった字
「人民網日本語版」2013年7月12日