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アップルやサムスンのケータイ、バッテリーの爆発事故が多発 (2)

 サムスンは最近「厄介事」が絶えない。泉州市のユーザーは5月22日、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で「サムスン製のGalaxy Note 2の充電中に、突然爆発した」と投稿した。その写真を見る限り、携帯電話の爆発の威力は驚異的で、枕元やシーツなどが焦げ付いていた。

 その他のスマートフォンにも問題が存在する。某メディアの5月23日の報道によると、アモイの女性のHTC製の携帯電話(ホワイト)が爆発した。

 ◆バッテリーの高い不合格率

 携帯電話の爆発事件が多発しているが、これはバッテリーの品質と密接に関連している。浙江工商局のウェブサイトは今年の世界消費者権利デーの期間中、36機種の携帯電話のサンプリング検査の結果を発表した。そのうち合格は9ロット、不合格は27ロットとなり、不合格率が75%に達した。その中には、17の有名携帯ブランドが含まれた。

 バッテリー熱衝撃試験で不合格となったブランドには、サムスン、フィリップス、HTC、天語、徳賽、夏新、E派などの有名ブランドが含まれた。情報によると、バッテリー熱衝撃試験が不合格だった場合、爆発・発火もしくは液漏れの現象を起こす可能性がある。

 リチウムイオンの寿命は短く、一般的には2−3年しかもたない(使用の頻度に関わらず)。そのためすべてのリチウムイオンバッテリーは、約36カ月に1回交換するべきだ。またバッテリーの物理的損傷にも注意が必要だ。バッテリーを単独で保管する場合は絶縁処理を行い、バッテリーの金属部分をすべての金属から離し、専用のケースに保管すると良いだろう。

 気温が高すぎたり低すぎたりしても、リチウムバッテリーに永久的な損傷をもたらすため、そのような環境での使用を避けるべきだ。またバッテリーを雨や水で濡らした場合、ショートが生じるため注意が必要だ。

 業界関係者は、「多くのデジタル製品の内部充電回路は、リチウムバッテリーの過度な充電を避ける保護措置を講じているが、念のためリチウムバッテリーの長時間の充電は避けるべきだ」と注意を喚起した。(編集YF)

 
「人民網日本語版」2013年7月12日

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