2013年7月22日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:29 Jul 22 2013

トヨタなど世界三大自動車メーカー 決戦のカギは中国市場

 現在のトヨタ、ゼネラルモーターズ(GM)、フォルクスワーゲン(VW)の勢いから考えると、今年下半期には世界初の自動車販売台数1千万台達成に向けて各メーカーがラストスパートをかけるとみられるが、諸々の要因を総合的に考えれば、決戦は来年に持ち越されることが予想される。「国際商報」が伝えた。

 今月16日までに、GMとVWが今年上半期の世界販売台数を相次いで報告した、GMは前年同期比4%増加の485万5千台、VWは同5.5%増加の470万台だった。トヨタはまだデータを発表していないが、業界では世界一の座を防衛するとの見方が一般的だ。

 これまでと異なり、世界三大自動車メーカーの競争のポイントは、どのメーカーも世界自動車市場初となる年間販売台数1千万台に近づいているということだ。それでは一番初めにスパートをかけるのはどのメーカーだろうか。

 海外メディアの分析によると、三大メーカーのうち、1千万台を最初に達成する可能性が高いのはトヨタだという。トヨタの最新の目標によれば、今年の世界販売台数目標は996万台で、これにはトヨタ、日野、ダイハツの各ブランドが含まれる。乗用車のブランドとしては、トヨタ、レクサス、サイオンがあり、うちトヨタブランドだけで販売台数は895万台に達する。ここからいえることは、トヨタは14年に1千万台を突破する可能性が高いということだ。

 VWのマルティン・ヴィンターコーン社長がこのほど高らかに宣言したところによると、VWは世界自動車市場で初めて年間販売台数が1千万台を突破したメーカーになる見込みだ。当初の予定では18年の達成予定だったのが、前倒しになる可能性が高いという。

 上記2社に比べると、GMは1千万台達成の目標についてあまり触れない。7年連続で売上世界一の座に輝きながら破産して再編された09年の教訓を踏まえ、利益を上げることに最も関心を寄せているのだとみられる。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古