中国ヤフー メールサービスから撤退
【中日対訳】 米インターネットサービス大手ヤフーの中国法人は今年4月18日に公告を発表し、メールサービスから全面的に撤退することを明らかにした。同公告によると、まもなくサービスが停止し、メールサービスのページにアクセスできなくなり、メール送受信サービスも停止し、すべての情報コンテンツが削除されるという。「新京報」が伝えた。
ヤフー中国のメールサービス終了にともない、阿里巴巴集団傘下の阿里雲がヤフー中国の同サービスを引き継ぐものの、引き継ぎ期間は2014年12月31日までだ。
ヤフーは1999年に中国に進出し、かつては中国最大のポータルサイトだった。ヤフー中国法人はヤフーの中国における支社だ。
インターネットデータ調査会社のヒットワイズがまとめた統計データによると、ヤフー中国のメールサービス停止により、中国のメール利用者の2%が影響を被る。中国メール市場におけるヤフー中国のシェアは過去12カ月連続で低下しており、現在は1.9%まで縮小しているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年8月19日