ローソンとヤフー、共同で食品宅配サービス開始へ

　ローソンとヤフーは、食品や日用品をインターネットを通じて宅配するネットスーパー「スマートキッチン」を１月中旬に始める。大型スーパー並みの2万3千品を3月までにそろえる。月平均2600万人いるヤフー利用者網を活用して集客し、2015年度に売上高１千億円、会員70万人を目指す。

　短時間で調理できるように食材を包装したメニューを300通り用意して、働く女性を呼び込む。ローソンの大半の商品のほか、ローソンでは買えない生鮮食品や総菜、加工食品、洗剤もそろえる。配達は客あたり週1回に限定し、神奈川県に新設する物流拠点から全国に配達する。

　ローソンは11年10月から、食品宅配会社「らでぃっしゅぼーや」と共同で、両社の約1千品を扱うネットスーパーを運営してきた。この事業は12日に「らでぃっしゅ」側に引き渡す。

　asahi.com　2012年12月5日

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