スタバ役員が暴利批判に反論、「中国の利益率は高くない」
スターバックスは高価格で中国人消費者を騙している--中国メディアの追及に対して、スターバックスのジョン・カルバー中国アジア地区代表は、本件のため緊急訪中し広報活動を展開する必要はないとした上で、「高額な食品コスト、社員教育の大規模投資などの原因により、当社の中国における粗利率は、絶対に米国よりも高くない」と語った。京華時報が伝えた。
◆中国で釈明する必要はなし
英フィナンシャル・タイムズ紙は22日、カルバー氏の発言として、「定期的な訪中は通常業務の一環だ。この程度のことでわざわざ訪中する必要はない」と伝えた。
カルバー氏は現在、スターバックスの米国本社があるシアトルにいる。
メディアの批判は、政府によるスターバックス攻撃の序幕ではないかと質問された際に、カルバー氏は「当社は(中国)政府と連絡を維持している。当社は政府を尊重しており、双方の対話は公開された率直なものであり、非常に確かな事実に基づいている」と語った。
カルバー氏は、スターバックスが中国政府の高官とコーヒーの価格について協議したかについては明かさなかった。スターバックスが中国で価格を引き下げることはないかと質問された際に、カルバー氏は即答を避け、「当社は正確な経済モデルを採用しており、消費者の忠誠度を勝ち取っている」、「現地の法律と慣例を尊重する」と強調した。