隣家のカギを磁石を使って持ち去った「怪盗」ネコ

　ロンドンのある住宅区では先月から、カギの盗難事件が頻発していた。偶然にも、カギを盗られた人たちはその時間に1匹のネコが家の中を歩いているのを目撃している。この謎の事件は、ネコの飼い主のKirsten Alexanderさん（27歳）がある日、自分の飼い猫のマグネット式の首輪の上にたくさんのカギがぶら下がっているのに気づくまで続いた。なんと自分が「怪盗ネコ」の飼い主だったのだ。

　Kirstenさんは家の中でも爪切りや針、ネジといった変な金属製品をあちこちで見つけた。最初は気がつかなかったが、そのうちネコが頭を重そうにしているのを見て、首の上の磁石に多くのカギが付着しているのに気づいたという。カギを見つけたKirstenさんは一つ一つ持ち主を探して回った。幸いなことに、近所の人はみんな面白がってくれたので、彼女の申し訳なさも薄らいだという。「中国ラジオ網」が伝えた。（編集YH）

　「人民網日本語版」2012年12月12日

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