日本経済復興は力不足 スーパーは中国業務を強化
日本国内の経済復興には力強さがみられないことから、日本の小売大手は相次いで中国市場への取り組みに力を入れている。「広州日報」が伝えた。
▽食品スーパーに大きな可能性
日系スーパーのジャスコが13日に広東省で明らかにしたところによると、同社は今月17日、同省広州市に4店舗目の食品スーパーとなる「イオンスーパーマーケット天銀大厦店」を開設する予定だ。同省でのスーパー開設は今年に入ってこれが3店舗目となる。
総合型スーパーとは異なり、食品スーパーは主に食品しか取り扱わない。広東ジャスコ取締役営業本部の呉春霞総経理(ゼネラルマネージャー)によると、天銀大厦店は生鮮を除くグルメ製品の売り場面積が、売り場面積全体の約1割を占めるという。
呉総経理によると、日本では「中食」(外で買ったものをうちで食べる、また外で半加工品を買ってうちで加工して食べる)や「内食」(うちで作ったものをうちで食べる)が目立って伸びている。広州市では人々の生活リズムがますます早くなり、食品スーパーには大きな発展の可能性があるという。