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四川省長寧 年産500キログラムの樹齢300年の梨の木

 写真は10日、家の前で青々とした葉を茂らせ、たくさんの実をつけた梨の木のために草むしりをする、四川省長寧県開仏郷仏梨村の住民、余江華さん。余さんによると、この梨の古木には毎年500キログラム以上の梨の実がなり、今年の梨も既にある中医薬企業に予約購入されているという。この梨の木は同村の山の中腹にあり、樹皮は黒く葉が茂り、高さは約10メートル、幹周りは2人が手をつないでやっと届くほどで、地表を10メートル以上の根がはっている。梨は伝統的な黄皮梨で、熟れた実は金色で丸く、一般の梨よりも大きく、最大のものは250グラム以上になり、梨膏(梨を原料とする咳止めの薬)を作るのに最適の材料だ。この梨の木には施肥しておらず、枝の剪定もせず、普通の梨と同じ時期に開花するが、先に開花した後で葉がでてくるという。実がなるのも他の梨より50日ほど遅く、毎年多くの人が購入に訪れるという。

 現地林業局の担当者によると、現在この村には樹齢100年以上の梨の木が1万株以上あり、またこの梨の古木の樹齢は約300年だという。林業部門は梨の遺伝子を保護しているという。中国新聞網が伝えた。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年7月11日

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