「生きた化石」ミツクリザメ捕獲 横浜の水族館で展示中
最長4~5メートルにもなるミツクリザメ=横浜市金沢区 |
「生きた化石」と呼ばれる深海性のミツクリザメが相模湾で捕獲され、横浜・八景島シーパラダイスの水族館(金沢区)で展示されている。これまで数日間の飼育例しかなく、同館は「なるべく早く見に来て」と呼びかける。
体長約90センチのメス。最長4-5メートルにもなるため、若い個体とみられる。10日午前、横須賀市長井沖の水深約400メートルにしかけたタカアシガニ用の刺し網の中で見つかった。
鼻先がヘラ状に伸びているのが特徴で、英名はゴブリン(悪鬼)シャーク。恐竜が繁栄した白亜紀に生息したサメと似ており、「生きた化石」とも呼ばれる。
asahi.com 2012年11月13日
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