トヨタ「中国での減産継続」の報道を否定
【中日対訳】 海外メディアが、トヨタの中国での減産態勢は来年7月まで続くと報道したことについて、トヨタ中国部門の牛煜スポークスマンはこのほど、このような報道は事実ではないとのコメントを発表した。「京華時報」が伝えた。
ある海外メディアによると、トヨタの研究部門は内部報告書の中で、今年第4四半期(10-12月)の中国での生産台数は通常よりも40%ほど少なくなるとみられ、減産態勢は2013年上半期まで続く計画で、来年第3四半期(7-9)になってやっと従来の水準を回復するとの見方を示したという。
牛スポークスマンによると、トヨタはまだ来年の中国での生産計画をうち出しておらず、減産態勢が来年7月まで続くというのは事実でない。海外メディアのいう内部報告書などは確認しようがない。一汽トヨタと広汽トヨタを含む中国工業はすべて通常通り稼働しており、今後は各工場で市場の動きや工場自身の事情を踏まえてある程度の調整が行われる見込みだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月7日