角田美代子容疑者が自殺 留置場内、首に衣類まく
兵庫県尼崎市の連続変死事件で、殺人と逮捕監禁容疑で逮捕されていた角田(すみだ)美代子容疑者(64)が12日、神戸市中央区の県警本部内にある留置場で自殺を図り、死亡したことがわかった。県警が明らかにした。
県警によると、12日早朝、県警本部3階の留置場で、美代子容疑者が布団の上で、衣類を首にまいた状態で倒れているのが見つかったという。
神戸市消防局によると、午前6時23分に県警本部から「女性の留置場で高齢女性が呼吸をしていないようだ」と119番通報があった。神戸市内の病院に搬送されたが、午前7時15分に死亡が確認された。
美代子容疑者と親族の計8人は先月7日、岡山県備前市の海から遺体で発見された橋本次郎さん(当時53)の死体遺棄容疑で逮捕。今月5日、橋本さんに対する殺人と逮捕監禁容疑で7人が再逮捕されていた。美代子容疑者は「悪いのはすべて私です」と話していたという。
asahi.com 2012年12月12日
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