自動運転時代が目前に 交通事故ゼロに期待 (2)
まずは安全だ。交通事故は人類の5番目の死亡原因とされているが、自動運転車は交通事故を回避する能力を持ち、交通事故をゼロ化する潜在力を持つ。
次は資源節約だ。米国人は出退勤のために車を毎日1時間運転するが、自動運転車は人々の生活の質を高めるだけでなく、交通渋滞や停車場所を探す時間を短縮し、環境にやさしくエコロジーだ。
業界内では、自動運転車の普及の主な障害はコストでも技術でもなく、法律の問題と人々の心理だと指摘されている。もし自動運転で交通事故が発生した場合、誰が責任を負うのか?自動車製造メーカーか、自動運転システムのサプライヤーか、それとも交通秩序を司る政府機関か?また、自動運転車が公道を走ることを受け入れられない人もまだ多いだろう。しかしKPMGの報告書は、「市場は将来的に自動運転を受け入れるだけでなく、これをさらに自動車産業の新たな成長源にするだろう」と指摘した。自動運転時代は、予想されているよりも早く訪れそうだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月24日