ビッグデータ 「ひみつ道具」で圧縮・復元が自由自在に (2)
張氏は1枚の画像やファイルをそれぞれ異なる画像・文字領域に分け、動画を1枚また1枚とつながる画像に分けることができる。
張氏は分解と複合を得意とする。これらの元素は十分に分解されているため、「一つのプラットフォームに統一して置かれ、画像の文字を手がかりとすれば、画像を見つけることができる」という。張氏が創業した企業が開発した画像・文書検索プラットフォームは、3億枚の画像・動画のデータを収めており、100種類以上の言語を識別できる。
ZCC(圧縮により画質が低下しない、カラー画像を検索できる技術)、ZCV(圧縮により画質が低下しない、動画変換技術)など、張氏の新しいアルゴリズムは元の画像・ファイル・動画の容量を本来の100分の1から10分の1にし、大量のデータの発掘・分析のツールを提供した。
張氏は、「高画質動画の容量を10分の1に、一般的な画質の動画を8分の1に圧縮すれば、現在のブロードバンドでも気軽に伝送でき、3Gワイヤレスのバンド幅でも十分だ。これにより固定ブロードバンドでしか見れなかった動画も『モバイル』で楽しめるようになる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月21日