QRコード入り名刺 中国で流行
中国で普及しつつあるQRコード技術。最近では名刺にも使用されるようになり、クールなQRコード入り名刺への注目度が高まっている。新華網が伝えた。
山西偶然物聯網科技公司の張紀偉マネージャーは、「私の名刺のQRコードを読み取れば、当社のホームページにアクセスできる」と語った。張氏の名刺には、氏名や連絡先といったありふれた情報の他に、QRコードが入っていた。これは今流行のQRコード入り名刺だ。
かつての名刺と異なり、QRコード入り名刺はより多くの情報を収めることが可能で、他にも自分の声、動画、ミニブログ、ウェブサイトなどの各媒体の情報を示すことができ、利便性が高い。携帯電話でQRコードを読み取れば、自動的に情報を読み取り保存することが可能で、わざわざ入力する必要もなくなる。
中国の多くの印刷会社は現在、QRコード入り名刺の作成サービスを提供している。IT企業の従業員の多くも、QRコード入り名刺に交換している。
現在QRコード入り名刺を使用しているのは主にIT業界の関係者で、サラリーマン・OLやビジネスマンにも広がりつつある。中でも特に、ネットショップの店主からの需要が急増している。自ら運営するネットショップにアクセスできるQRコードを名刺にプリントすれば、まさに「生きた広告」になる。携帯電話で読み取るだけでネットショップにアクセスでき、お手軽にショッピングが楽しめる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月28日