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中国へのサイバー攻撃が深刻化 米国からが最多 (3)

 ページ内容を大きく改ざんし、何かを訴えたり技術を見せつけようとするこれまでの傾向とは異なり、ハッカーは2012年、目に見えぬ危害が深刻なバックドアを採用し、経済的利益とサイト内の情報を盗み取った。一部の統計データによると、2012年には約50の中国サイトのユーザーデータベースがネット上に流出、または非合法の産業チェーンを通じて売買された。そのうち本物と確認された情報が約5000万件に達した。

 同報告書は今年注目すべきネットセキュリティ問題を、次のようにまとめた。(1)悪意あるコードと情報漏洩に関する技術の進化により、高価値を持つ目標に対するハイレベルかつ持続的なサイバー攻撃のリスクが増加し、中国のネット安全にとって深刻な脅威となる。(2)情報窃盗・ネット詐欺が引き続きサイバー攻撃の中心になる。モバイルネットワークの悪意あるプログラムの件数が増加を続け、複雑さを増す。ビッグデータ・クラウドコンピューティング技術の発展により新たなセキュリティリスクが生じ、データ安全・運営安全が課題に直面する。

 中国が直面しているネットセキュリティの脅威と中心的な問題について、同報告書は次のように提案した。(1)ネット空間の法整備を急ぎ、ネット犯罪撲滅を強化する。(2)国家ネット空間安全総合防御システムを構築し、安全保障を強化する。(3)ネットセキュリティの新たな脅威および対策への研究・投資を強化し、ネットセキュリティ保障技術水準を引き上げる。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年3月20日

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