Macworld Asiaが閉幕 モバイルネットワークの未来を模索
北京市投資促進局と米国国際データグループ(IDG)はこのほど、アップル周辺機器の展示会「Macworld/iWorld Asia」を共催した。テーマは「未来を革新し定義する」。8月22日から25日にかけて行われたこの盛典には、10数カ国の500社余りの企業が出席した。人民日報が伝えた。
会場では、モバイルネットワーク技術の推進を受けさまざまな創意あふれる新製品が展示され、2013年のアップル周辺機器の新たな流れと特徴を反映した。また、ウェアラブルデバイスの急速な発展にも注目が集まった。例えばジェスチャーによりコントロールするある製品は、0.1立方メートルの作業空間内で、10本の指の動きを即座にキャッチすることができる。
車載スマート機器体験専門エリアでは、車載スマート機器のイノベーションの試みが展示されていた。スマートフォンの機能と自動車が統合されると、運転と同時に音声によるダイヤル、ショートメールの送受信、ナビゲーション、暮らしに密接したネットワークサービスを使用できる。またかつては専門的な測定がないと得られなかった道路交通情報に関するデータなども、スマート端末によりリアルタイムに取得できるようになった。モバイルネットワーク機器を搭載させることで、車の使用がよりスマートになる。
モバイルアプリの専門エリアでは、旅行・ショッピング・SNS・ゲームなど各分野の約200種類のアプリが同時に展示され、アプリ全体の開発・商業化の過程における成果と経験を浮き彫りにした。
同期間中に開催されたフォーラムでは、モバイルネットワーク企業、ベテラン開発者、業界内の観測者・アナリスト・投資家が、モバイルネットワーク産業の構造、スマート端末の開発の台頭などの話題を巡り、議論を掘り下げた。
IDGの徐洲・アジア上級副総裁は、「同イベントの前2回の成功を基礎とし、今年はよりオリジナリティあふれる大会を開催し、来場者により多くの啓発と楽しみをもたらした。来場者はここで最も輝かしい、最新の製品と経験を発見できる」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月30日