「日傘男」を許せる?実は気にしない中日女性
中国メディアが見る日本 焼けつくような酷暑が、中国と日本で続いている。統計によると、先月、日本では最高気温35℃以上の猛暑日が計27日もあった。中国南方の8省・自治区・市はさらに暑く、高温新記録を次々と更新した。時勢が英雄を創る、との俗説があるが、今年のこの尋常ではない灼熱の中国と日本に、「日傘男」達が登場した。男性が日傘をさす。いかがだろうか?人民網総合が伝えた。
■恥ずかし気味の中国男性、強がらない日本の「日傘男」
1カ月前、湖北省武漢市で取材を行ったところ、日傘をさした男性2人を見かけた。いずれも20歳すぎの男性だった。取材に応えた男性約20人の男性のほとんどは、日傘をさすのは慣れないとの見方を示し、4人が「恥ずかしい」と答えた。そのほかの回答者は「日傘をさすことは考えたことがない」とし、「男性にとって、日焼けは健康的なこと。日傘は必要ない」と話した。
東京の金融街、日本橋付近では現在、「日傘男」を見かけることがある。一般的に中年のサラリーマンで、グレーの男性用日傘をさし、颯爽と炎天下を歩いている。村上信哉さん(62)は、「2年前から愛用している。初めは自分の後ろや周りの女性に笑われるのでは、と緊張していたが、今では日傘を手放せない。日傘の良さを知ってからは、毎日スーツとネクタイ姿の男性達を見ると、これほど暑いのだから我慢せずに強がらないで日傘をさせば、とアドバイスしたくなった」と語る。