ユネスコ、中国の珠算含む30件の無形文化遺産登録を審議
ユネスコ無形文化遺産保護条約第8回政府間委員会が2日、アゼルバイジャンの首都のバクーで開幕した。6日間の会期で、約30件(中国の珠算など)の無形文化遺産の審議が進められる。新華網が伝えた。
今回の会議では無形文化遺産リストへの記載のほかに、12件の緊急に保護する必要のある無形文化遺産の記載について審議される。また「無形文化遺産の保護に関する条約」の改正案について議論される。中国の珠算と同じく候補にあがっている無形文化遺産には、日本の和食などが含まれる。
ユネスコは2003年10月の第32回総会で同条約を採択した。同条約は口承による伝統および表現方式、芸能、社会的実践、儀式・記念活動、自然界・宇宙に関連する知識と実践、伝統的な手工業などの保護を求めている。政府間委員会は、同条約の締約国から選出された24カ国で構成される、同条約の執行機関の一つだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月4日