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珠算、和食、キムチ 無形文化遺産登録が濃厚



韓国のキムチのほかに、日本の和食や中国の珠算も登録が有力視されている。無形文化遺産への登録は、何を意味するのだろうか?

 第8回無形文化遺産委員会が今年12月、アゼルバイジャンの首都バクーで開催され、ユネスコ無形文化遺産のリストを発表する。メディアが事前に入手した情報によると、今年提案された31件の無形文化遺産のうち、23件が「記載勧告」に、7件が「不記載」、1件が「情報照会」となった。日韓の関連部門は、日本の「和食」と韓国の「キムチとキムジャン(越冬用キムチの漬け込み)文化」が「記載勧告」とされたことを発表した。これまで「記載勧告」とされた項目の登録が委員会によって否定されたことはなく、和食とキムチの登録がほぼ確実となった。その他にも、中国の「珠算」が「記載勧告」とされた。杭州日報が伝えた。

 ◆日本の和食、自然の美を体現

 和食は日本料理のことで、米や麺を中心とし、新鮮な魚介類や日本酒をセットにすることが多い。

 日本が和食を推薦したことには、次の三つの理由がある。(1)食材が新鮮・豊富で、自然環境から得られる。(2)盛り付けが自然の美を体現しており、特色がある。(3)日本人の自然を尊重する精神を示しており、毎年実施される儀式・風俗(正月、田植え、収穫などの伝統的な活動)と密接に関連している。
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