動画に登場するこの白杖にはキャスターが付いてるだけでなく、障害物を感知すると音声で危険を知らせてくれる。視覚障害者の外出をより便利にスムーズにしてくれるツールだ。この白杖を開発したのは福州大学物理・データ工学学院の生徒たち。
開発者の一人である同大学1年生の孫智聡さんは「現在一般に使われている白杖はどれも簡単な機能しかなく、視覚障害者の外出には依然として数多くの障害が存在する。そこで補助ツールを搭載した白杖を開発することで、視覚障害者の外出をより便利にしたいと考えた」とこの白杖を開発したきっかけを明かした。
また孫さんは「この白杖はまだ研究段階で、より多くの機能の追加を検討中だ。将来的に、この白杖は階段や道のくぼみをなどを自動的に感知するだけでなく、GPS機能やナビゲーション機能の搭載や、折りたたみ式にするなど、視覚障害者の外出をより便利にしていきたい」とその思いを熱く語った。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年1月5日
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