中国外交部(外務省)の耿爽報道官は5日の定例記者会見で「中国側はミサイル防衛システム『THAAD』配備を即時に停止し、誤った道を突き進まないよう関係方面に促す」と表明した。
【記者】昨日、王毅外交部長(外相)は韓国「共に民主党」の国会議員代表団と会見し、「THAAD」配備問題について意見交換した。同時に、韓国政府は「THAAD」配備を推し進める考えも表明した。これについてコメントは。
【耿報道官】「THAAD」問題に関して、すでに中国は懸念と明確な反対の立場を繰り返し表明しており、関係方面はよく理解しているはずだ。米国による「THAAD」の韓国配備は中国を含む地域の関係国の戦略・安全保障上の利益を損ない、朝鮮半島の平和と安定の維持にもマイナスだ。
われわれは関係方面に対して、配備プロセスを直ちに停止し、誤った道を突き進まないよう促す。われわれは中韓双方が意思疎通と協議を通じて、互いの懸念を適切に解決する方法を見出すことを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月6日
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