元旦休暇中、3人の老人が、自分の白髪を刺繍して作った、実家に戻り一緒に新年を祝おうと子女に呼びかける「家族への手紙」をそれぞれ携えて、蘇州市山塘街の街頭に登場した。東方網が伝えた。
街頭に登場したのは、陳さん(76歳女性)、王さん(80歳男性)、李さん(72歳女性)の3人だ。彼らの子女は長く外地に出稼ぎに出ており、ここ数年は春節(旧正月)になっても実家に戻ってこない状態が続いているという。
「白髪で作った家族への手紙」には3人の老人の心境がつづられている。一筆ごとに自分が普段から集めておいた白髪を用い、一針一針心を込めて刺し、完成するまでに40日以上もかかったという。子女を思う気持ちと、実家に戻ってきた彼らと一緒に新年を祝いたいという願いが込められている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年1月6日
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