2017年1月1日から、中国とオーストラリアの自由貿易協定(FTA)に基づく、第3段階の関税引き下げが実施されている。中国商務部(省)の孫継文・報道官は5日の定例記者会見で、「関税引き下げ後、中国の企業と消費者は、税制の恩恵を受ける」とした。中央テレビ網が伝えた。
輸出の分野を見ると、関税引き下げ後、オーストラリアの関税ゼロ項目の割合が98.5%に達する。紡績品や服、自動車部品、一部の鋼材・鉄鋼製品、家電製品など、中国が優位性を誇る商品が一層その恩恵にあずかるようになる。一方、輸入の分野を見ると、牛肉・羊肉、水産品、乳製品、堅果、果物、ワインなど、オーストラリアから輸入している一部の商品の関税が引き下げられ、中国の消費者が恩恵を受けることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年1月6日
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