外交部(外務省)ウェブサイトによると、外交部の陸慷報道官は9日「われわれは米側の関係者に対して、『1つの中国』政策と中米間の3つの共同コミュニケの原則を堅持し、台湾関連の問題を慎重かつ適切に処理して、中米関係の大局と台湾海峡の平和・安定が損なわれないようにするよう改めて促す」と表明した。
【記者】台湾地区の指導者蔡英文氏はこのほど米国を「通過」した際に上院議員及びテキサス州長官と会談した。これについてコメントは。
【陸報道官】報道に留意している。台湾地区の指導者がいわゆる「国境通過」を利用して米国の政府関係者といかなる形式の接触を行い、中米関係を妨害、破壊する活動に携わることにも中国側は断固反対であるということを重ねて表明したい。われわれは米側の関係者に対して、「1つの中国」政策と中米間の3つの共同コミュニケの原則を堅持し、台湾関連の問題を慎重かつ適切に処理して、中米関係の大局と台湾海峡の平和・安定が損なわれないようにするよう改めて促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月10日
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