年に1度の「科学技術の祭典」、2016年度国家科学技術奨励大会が9日、北京で開かれた。国家最高科学技術賞は、中国科学院物理研究所の趙忠賢院士、中国中医科学院の屠■■氏(トゥ・ヨウヨウ、■は口へんに幼)に授与された。また中国移動通信集団公司などによる「第4世代モバイル通信システム(TD-LTE)重要技術・応用」が、国家科学技術進歩賞特等賞を受賞した。北京日報が伝えた。
第4世代モバイル通信システムのプロジェクトチームは10年の歳月をかけて、中国が主導するTD-LTE技術を米国主導のWiMAXなどの技術を打ち破り、世界主流の4G標準とした。TD-LTEは現在、43カ国で76の商用ネットワークを構築している。中国企業の4G基地局数は、世界の過半数を占めている。TD-LTEの過去3年間の生産額は1億2900万元(1元は約16.83円)に達し、「インターネット+」の高度発展を促した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年1月10日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn