北斗2号衛星プロジェクト責任者の楊慧氏はこのほど「『北斗3号』は今年7月頃に初の打ち上げを予定している。ロケットで2基を同時に打ち上げ、年内に6−8基を打ち上げる見通し」であることを明らかにした。科技日報が伝えた。
北斗システムの「3ステップ」発展戦略によると、中国は北斗3号衛星測位システムの建設を計画通りに実施中だ。2018年までに衛星18基の打ち上げを終え、衛星グローバルネットワークを構築し、「一帯一路」(the belt and road)沿線国に基本サービスを提供する。2020年に世界一流の世界衛星測位システムを構築する。
楊氏は「18基は軌道上で合理的に分布させる。数学的に見ると、世界のすべての場所で同時に4基を観測できる。しかし遮蔽などの条件を考えると、グローバルネットワークを構築するためには24基以上必要だ。中国は2020年頃に北斗3号35基によるネットワークを構築し、世界のユーザーにサービスを提供する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年1月12日
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