上海市は11日に開催された「無線都市発展ハイレベルフォーラム」において、「今後3年間で計300億元以上の資金投入を行い、ネットワーク・プラットフォーム・モデル・産業集中・公共サービスプラットフォームという5分野をベースに新型無線都市を建設していく」計画を明らかにした。人民日報が伝えた。
上海新型無線都市の全体的な枠組みは、関心の対象を「ネットワーク指標」から、ユーザ―エクスペリエンス(UX)の「生態指標」改善へシフトし、ネットワーク都市・デジタル都市・産業都市との融合を図る。具体的には、以下3分野での取り組みが進められる。
1 将来的に都市のつながりは、技術のさらなる多様化を明らかにしていく。多元化した枠組みが集結した単一ネットワークと接続システムによって全市をカバーし、コンテンツおよびサービスをめぐる再定義を推し進める。
2 主体の多元化を進め、新技術による業界モデルチェンジを図り、革新創業のハイレベル発展をリードする。
3 モデルのさらなる革新を進め、ネットワーク建設およびその運営によって、市民との共有と融合の開放を実現し、データ駆動型サービスによって全産業チェーン群の集合的発展をリードする。
上海の光ファイバーネットワークは、ここ数年で各世帯に普及し、4GネットワークやWiFi公共サービスなどの情報インフラ建設は大いなる発展を遂げた。国家工業・情報化部(工信部)とブロードバンド連盟が取りまとめた統計データによると、上海市の情報インフラにおけるほぼ全ての指標が、全国トップクラスとなっている。2016年11月末の時点で、上海の固定ブロードバンドのダウンロードの際の実質的な通信速度(ダウンロードスピード)は13.69MB/sと、3年連続全国トップの座を保ち、4Gネットワークの通信精度もさらに高まっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年1月13日
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