オランダでは近々中国からやって来るパンダのための「史上最も豪華なパンダ館」を特別に建設している。科技日報が伝えた。
中国の古代宮殿風デザインを採用したこのパンダ館は「パンダシア(Pandasia)」と名付けられ、オランダ・レーネンにあるオーウェハンズ動物園に建設される。
このパンダ館の総面積は9000平方メートルで、パンダの活動スペースの面積は3400平方メートルを占めるという。中国の作業員が伝統工芸技術を用いて、全ての建造物を建築するという。そしてその建築費用には約700万ユーロ(約8億5000万円)が投じられるということだ。
将来的に、ここが中国からやってくるパンダの「武■(■は雨かんむりに文、ウーウェン)」と「星雅(シンヤー)」のオランダでの住まいとなる。
オランダは中国からパンダを手に入れるために15年もの歳月をかけており、その間にすでに首相が3回変わっている。そして2015年にオランダ国王のウィレム・アレクサンダーが中国を訪問した際に、中国側は科学研究の協力という名目で、オランダにパンダを貸し出すことについに合意した。
2頭のパンダはオランダに最長で15年間住むことになる。動物園側では、ピーク時には一日当たり1万人以上が同動物園を訪れると試算している。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年1月13日
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