2017年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

初の3Dプリント脊椎移植患者、順調に回復中  

人民網日本語版 2017年01月13日07:56

袁さんは12日、再び北京大学第三病院に足を踏み入れた。悪性腫瘍に悩まされていた袁さんは、昨年6月12日にここで、世界初の3Dプリント脊椎移植手術を受けた患者だ。今回の再診で移植された5節・19センチの脊椎が、ほかの脊椎にしっかりと連結していることが確認された。執刀医の劉忠軍氏は「これは骨癒合の兆しだ」と話した。北京日報が伝えた。

7ヶ月が経過し、袁さんはすでに日常生活を取り戻しているという。子供の幼稚園の送り迎えのほか、車を運転し、自転車をこぎ、さらに簡単な家事もできるまで回復している。

劉医師はレントゲン写真を念入りに観察し、「回復の状態は良好だ」と述べた。長さ19センチの3Dプリンター移植脊椎は、ほかの脊椎としっかりつながっていたからだ。よく見ると、移植脊椎と脊柱の連結部分に高密度の影がある。これは骨癒合の兆しだという。劉医師は「この骨組織は移植脊椎内のスポンジ状のすき間に入り、自然の脊柱と徐々に一体化する。これは3Dプリンターの移植脊椎がもつ他にはない強みだ」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年1月13日

コメント

最新コメント