タクシー配車アプリ・滴滴出行と第一財経商業データセンター(CBNData)がこのほど発表した「2016スマート外出ビッグデータ報告」によると、環境に配慮して乗合タクシーやライドシェアを利用しようという意識が最も高い都市は北京だった。北京日報が報じた。
同報告によると、16年、中国で乗合タクシーやライドシェアを利用した人の数は6000万人以上。直接的、または間接的に排出が削減できた二酸化炭素の量は144.3万トンに達した。また、ユーザーの70%以上が別の人と相乗りしてもいいとの見方を示した。中でも北京は、乗合タクシーやライドシェアの利用によって削減できた汚染物質量が最も多い都市で、以下、成都、杭州と続いた。
外出データから、それぞれの都市の「性格」を垣間見ることもできる。タクシーに乗ってトレーニングジムなどに行くユーザーのデータを見ると、最もスポーツが好きなのは山西省太原市のユーザー。以下、福州市、仏山市と続く。一線都市でランク入りしているのは広州市だけだった。読書が好きな10都市でトップだったのは長沙市で、以下、青島市、温州市と続く。レジャーを最も好み、レジャー施設に行く割合が最も高い都市は南寧市、太原市、大連市などとなっている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2016年1月16日
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