婚活サイトを研究するオーストラリアの研究グループはこのほど、「女性の場合、年齢が高くなればなるほど、相手の学歴に関する条件が下がる」という事実を突き止めたという。新華社が報じた。
英デイリー・メール紙の13日付報道によると、オーストラリア・クイーンズランド工科大学の研究グループが昨年、大型婚活サイトを対象とした4ヶ月に及ぶ調査を実施、18歳から80歳までの4万1千人のオンライン婚活行動を分析した。その結果、彼らが将来の伴侶に求める学歴については、男女でかなりの違いがあることが明らかになった。
一般的には、学歴が高い人は、年齢が高くなればなるほど、相手の学歴に対する条件を引き下げる傾向になる。女性では、年齢が高くなるほど、学歴が自分より下の男性とお見合いすることを受け入れていた。反対に、若い男性は、学歴が自分より低い女性を好む傾向にあった。
研究報告を取りまとめた経済学が専門のステファン・ホワイト氏は、次のとおり指摘した。
「これまで、人々が配偶者を選ぶ際に、学歴が自分と同等の相手を選ぶ傾向が高かった。というのも、学歴は今後のキャリア発展や経済的潜在力と関係があるからだ。しかし、婚活サイトの登場によって、このような状況は一変した。その原因として、婚活サイトがより多くの選択肢を提供できることから、当事者たちが適宜条件を緩めるようになったのだと考えられる」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年1月17日
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