春節(旧正月、今年は1月28日)を目前に控え、あるネットユーザーが「2017中国親孝行マップ」を作成し、大きな話題を集めている。同マップを見ると、中国最大手の通販サイトなどを手掛けるアリババ社の創設者で取締役会会長兼最高経営責任者(CEO)の馬雲(ジャック・マー)氏の出身地である浙江省が、最も親孝行な都市となっている。その他、昨年ワースト3だった黒竜江省、遼寧省、吉林省は順位を上げたのに対して、昨年トップだった河南省は今年中位にまで順位を下げた。北京晨報が報じた。
2017年度版の同マップにおける大きな変化の一つは、昨年下位に沈んでいた北京と上海がトップ10に名を連ねている点だ。ある社会科学研究者は、北京と上海は不動産の高騰が続き、大気汚染が日に日に深刻化して生活上のストレスが増大していると同時に、多くの人に対して、親への愛情を思い起こさせ、気遣いを示すよう呼びかけてもいると分析している。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年1月18日
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